現在の景気は山か谷か?

「相場」は得体の知れない生き物です。FXの基本的な仕組みを知ったからといって、すぐに相場に挑むのはあまりにも無謀というもの。相場が動く要素を知って、今後を予測することがFXに勝つ秘訣です。

景気の方向性を読む

景気動向指数は、景気の方向性(上向きか下向きか)を総合的に示す指標です。景気の「山」や「谷」となる転換点を判断する材料となるもので、【DI】で表されます。これは景気に敏感な指標を選定し、3ヶ月前と比較して改善した指標が占める割合を見るものです。

通常は、50%を境にして景気拡大/景気減速を判断します。指数というのは、ある基準値との対比で対象となるものの性質や程度を数値で示したものを指します。景気動向指数は、先行指数、一致指数、遅行指数の3種類があります。市場は先行きの動向に注目するため、やはり先行指数への反応が一番大きいとされます。

先行指数

数ヶ月先の景気を示します。消費者態度指数、東証株価指数、新規求人数などの数値をもとに算出されます。この数値が良好な場合、景気の見通しが良いと見なされます。

一致指数

現在の景気の状況を示します。鉱工業生産指数、有効求人倍率、百貨店販売額などの数値をもとに算出されます。この数値が3ヶ月以上50%を超えれば景気拡大局面、下回れば景気後退局面と見なされます。

遅行指数

半年~1年程度の景気を示します。家計支出、法人収入、完全失業率などの数値をもとに算出されます。ちなみに米国の景況感を示す指標としては、米供給管理後者発表のISM製造業景況指数(及びISM非製造業景況指数)やFOMC開催2週間前(水曜日)に公表される地区連銀景況報告書(ベージュブック)などが有名です。